３．１１

全く更新してないのになぜかカウンターが進んでいる。。謎。


地震発生から12日が過ぎましたね。
辛いニュースも多いけど、明るいニュースも少しずつ見受けられて、被災している人達が笑顔で過ごせる日が続けばいいなぁ、と思います。

今はまだ混乱が多くて、全容が見えないけれど、この先、避難者の支援だとか、復興だとか、課題はいっぱいあると思いますし。

農村でもあり、漁業の中心地でもあるので、今後の野菜の高騰もあるでしょうから、落ち着いた頃にまた問題が発生しそうだし。
復興してきたら、高くても東北～茨城辺りの生産物を積極的に買いたいなぁ、と思う今日この頃。


さて、私は当日の当の時間、会社にいました(当然ですが)

昼食べて、ちょうど繁忙期にあたるので、せかせかPCに向かって仕事していました。時間も時間なので、ちょっと眠くなってきた～、と思いつつ。。

徐々に揺れ始めて、縦揺れだね～、あ、今度は横だね～、と言いつつも普段からちょくちょく揺れている地震と同じ、そんな風に考えていたら、終わらない揺れ、そして突然強くなり、建物がそのまま折れてしまうんではないかと思うほどの揺れ。

近くに座っている子が大騒ぎし始めて、逆に冷静になった(笑)

窓側の席なので、ガラスの破損の恐れもあるので、近くにいる子と「とりあえず机の下潜ろう」と机の下にもぐり、横スライド式のキャビネットが横に動いたり、一部の机の引き出しが揺れに併せて開いたりしまったりするのをみました。(ぶっ壊れたキャビネット飛んできたら終わりだと思った。)

一通り揺れがおさまって、自分の荷物を集めてPCで地震情報確認しつつ、帰る準備(←サボる気満々。笑)
一部の人は外に避難し始めていましたが、中にいるのが安全なのか、外にいるのが安全なのか判断ができないので、とりあえず待機しつつ、天井からの漏水があったのでそれをふいたりし、人によってはキャビネットの施錠をしたり、、していたら第２波。
今度こそビルがつぶれるんじゃないかと。(微妙に古いビルなので）

隅に積んでいた書類が崩れていたり、キャビネットの中のファイルが飛び出して来て散乱していて、まさに地震、と言う感じで。

そうこうしていたら近くの公園に避難、と指示があったので、とりあえず帰り支度をして残った人たちで公園へ。(そのまま帰る気満々。笑)

公園は近くの会社の人や、買い物で都心に出て来たと思われる人でごったがえしていました。
…こんなにここら辺に人がいるんだなぁ。。と感心(余裕こいているばあいじゃない☆)

安全確認後、社に戻る指示がきたので普通にもどり、揺れに耐えつつ仕事。。。(集中できないから意味がないけども)
その時点で電車が動いてないのがわかったので、仕事もたんまりあるし、とりあえず、キリの良い所まで仕事して、どうするか決めよう、、と言う感じで。
ちなみに、会社から線路が見えるのですが、停車した電車に人が閉じ込められていて、どうなるか見ていてかわいそうでした。(だいぶ時間が経ってから、とまった電車から歩いておろされていた。。)

近くの避難所に行ったり、とりあえず会社から出て時間つぶす人もいつつ、残業して、7時過ぎくらいに一定の目途がたったので、電車とまっているけど、会社に泊まるのは嫌だし、まだ続く地震でビルが揺れるしで、とりあえずは会社出たい！と思い、ネットで地図を調べたら家までの距離は20キロ弱。

歩いて帰れない距離ではないし、都心はタクシーを捕まえるのもかなりの待ちで、バスも混雑でどうしようもないので、途中まで歩いて、少し離れてからならタクシーも捕まえられるかな、と思い8時前に会社を出発。

ちょうど同じ方面の同僚が、やぱり同じこと考えていたので、途中まで歩いて、途中でタクシー捕まえよう！と(割り勘なら安く上がるし)一緒に出発…

結局、途中でもタクシーは捕まらず、約4時間後に家に着きました。。。(フルで歩いた)
案外人も多いし、コンビニもやっているの、テンションおかしくなっているのもあって、殆どハイキング状態(笑)

実際は１７～８キロ位だったのかなぁ？
案外歩けるね。登山やジョギングが趣味の人にしてみたら楽勝な距離だろうしね。

週明け、月曜からは電車が不安だし、停電もあるかも、と言うことで落ち着かない日々が続きましたが、シャワーも浴びれて温かい布団で眠れる。
そんな普通の生活が幸せなんだな～、と思う毎日です。

不要な電源は抜いて、一枚多く着れば暖房使わなくても充分に温かいし。
日用品は少ないけれど、野菜はいっぱい売っているし。

そうそう、帰宅困難者が多かったせいか、最近首都圏の人間が優しくなった気がする。
いつもだったら超混雑の電車とか、少しの遅延でも嫌な空気が流れるのに、そういうことがなくなった気がする。(ただの諦め？）路上でも、朝にダッシュして人にぶつかりそうな人とか、携帯でキーキー怒っている人をあまり見なくなった気が。

今、自分ができることは少ないけど、必要な所に必要なモノが行けば、それだけで良いと思います。
便利ではないけれど、不便でもない、今の生活を忘れないように。